修士課程
ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
必要な単位数を修得し、次の知識・能力を身につけた人材に学位を授与します。
○課題の研究に必要な専門知識
○課題を客観的に分析し解決策を論理的に思考する能力
○課題の解決に向け多様な主体と共創し合意を形成する能力
○社会的責任・異文化・多様な価値観に対する深い理解力
人材育成像
4つの研究領域それぞれで、次の人材育成像を掲げています。
公共経営研究領域 | 専門知識と共創力を身につけた公務員 | 公務員に必要な政策立案や公共経営に関する専門知識を身につけ、企業・非営利組織・市民等と連携・協働しながら、地域の課題解決に主体的に取り組むことができる人材。 |
国際ビジネス研究領域 | 国際的視野を持ち地域経済を担うビジネスパーソン | ローカル-グローバル-ローカル(LGL)精神のもと、ローカル(地元地域)とグローバル(国際社会)を相互に結びつけ、グローバルなビジネスシーんに深いつながりを持ちつつ、地元地域のビジネスでも強いリーダーシップを発揮できる人材。 |
地域共創・ソーシャルワーク研究領域 | 地域共創・地域課題解決を担う市民 | 市民の立場から官民の多様な組織、個人等との連携、協働を推進し、地域社会の複合的な課題の解決に主体的に取り組むことができる人材。 |
情報科学研究領域 | 公益的かつオープンな思考で問題に立ち向かう技術リーダー | オープンデータ/オープンソースの思想を理解し、分け隔てなく情報交換するための意義と基盤技術を理解し、情報洪水に惑うことなく本質的に重要な情報を抽出し簡潔性を保持したまま機敏な処理を行ない判断に活かせる人材。 |
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
科目区分・科目群 | カリキュラム・ポリシー | |
基礎科目 | 「公益」に関する先行研究を理解し、「公益」を自らの問題意識に沿って学問的に考える方法を身につけます。 | |
方法論科目 | 定性的・定量的両方の研究方法を身につけます。 | |
専門科目 | 4つの研究領域を柱に、院生がそれぞれの問題意識に応じて「基礎科目」「専門科目」の学びを深めることにより、次のような力をつけます。 | |
研
究 領 域 |
公共経営 | ・新しい公共経営をリードする専門的知識・分析力と実践力 |
国際ビジネス | ・地域と世界を結ぶ(LGL)経営や国際ビジネスに関する専門的知識・分析力と実践力 | |
地域共創・ ソーシャルワーク |
・グローカルな課題の解決に必要な学際的知識・分析力と実践力 ・スクール(学校)ソーシャルワーカーの専門的知識・分析力と実践力 |
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情報科学 | ・情報の構造を高度に活用し効率良い処理手法を発案するための基礎理論 ・プロジェクト運用を支える分析力と俊敏な情報処理技術 |
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発展科目 プロジェクト科目 |
課題の解決に必要とされる多様な主体との共創力、実践力、異文化や多様な価値観に対する理解力を身につけます。 | |
演習 | 先行研究を理解し、科学的な方法論に基づき、具体的な仮説の立論と検証による修士論文や課題解決策を提示します。 |
アドミッション・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
○国際的な視野を持ち、地域と共創しながら社会における課題の発見と解決に主体的に取り組みたいと考えている人材。
○修士課程での研究・学修に必要な論理的思考能力・コミュニケーション能力が関連する基盤的実績のある人材。
○具体的には、大学学部卒業生、社会人(ビジネスパーソン、公務員、地方議員、教員、NPO法人・社会福祉法人等の公益法人勤務者、自営業者等)、留学生など。
博士後期課程
ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
必要な単位数を修得し、別に定める審査基準による博士論文審査に合格した人材に学位を授与します。
人材育成像
公益の視点から新たな学術的知見を開拓・先導する研究者及び高度専門職業人。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
○公益の視点から研究テーマに関する高度な専門知識を身につけるため、「公益学研究特殊講義」を配置します。
○主研究指導教員1名及び副指導教員2名から成る研究指導グループの指導により、博士論文を作成します。
アドミッション・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
○国際的な視野を持ち、日本及び地域社会における様々な課題の解決策を提示し、公益の実現に向け体系化を図りたいと考えている人材。
○博士後期課程での研究に必要な高度な専門知識と基盤的実績及び論理的思考力を持つ人材。