MERIT

1.「問題解決」を図る教育・研究

公益大は、「公益を実現する社会をデザインできる人材の育成」を目指しています。そこで、本大学院では、単に学問の理論や方法を学ぶだけではなく、それらを用いて地域や社会の問題を解決することに焦点をあてています。大学院生の研究テーマは多岐にわたりますが、いずれも「いかにして公益を実現するか」という問題意識に貫かれています。

2.各々の問題解決に向け共に学ぶ

東北公益文科大学大学院は、大学からの進学者だけでなく、社会人学生が多く、様々な職業の方が在籍しています。たとえば公務員や議員の方、企業の経営者の方、地域の銀行員の方、福祉団体の方、またお仕事を退職された方など。年齢層も様々です。

1年に2度行われる院生報告会では、それらの方々が、一人ひとりの研究内容について、一緒に議論をおこないます。それにより多角的な視点から自分の問題を見つめなおすことが出来ます。

市民の方と共に学び、一緒に議論する「公開講座」や「特別講座」、修了生と交流する「こうえきcafe」などがあり、人的ネットワークの輪を広げることが出来ます。

社会が求める問題「発見」「解決」能力を磨く…本大学院での学びにより「論理的思考」や「創造性」を修得し、問題を解決する人材を育成します。 少人数制で行われる講義…講義の多くは、教員に対し、5人以下の少人数で行われます。 研究報告会…年に2回、研究の進捗について院生、教員の前で発表します。研究分野が異なる教員や仲間との意見交換により、新たな視点や研究方法が得られます。 こうえきcafe…大学院の修了生が中心となり、月に1度のペースで討論の場が設けられています。様々な分野で活躍する修了生と、多様な人的ネットワークを形成しています。 フィールドワーク…地域の課題を発見、解決するため現地調査を重視しています。

3.社会人や遠距離通学者を支援するシステム

地域や社会の問題を解決するうえで、社会人の方々がその経験や知見を生かして研究を行うことは非常に重要です。本大学院では、昼夜開講制や長期履修制度など、働きながら学べる制度が充実しており、遠距離から通学される方には宿泊費の補助も行っています。また、学部開講科目との連携により、研究に必要な分野の「学び直し」も出来ます。

入学試験においても、社会人選抜試験や社会人特別選抜試験を設けています。大学を卒業されていない方でも、本学の入学資格審査において、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められれば、出願することが出来ます。

働きながら学べる制度、施設…学びに没頭できる環境で、仕事と学業の両立が可能です。 致道ライブラリー限定開館…大学院生は図書館(致道ライブラリー)を一般開館時間以外にも利用することができます。 セミナーハウス宿泊室…キャンパス内の宿泊室(2室)に1泊1,200円で宿泊することが可能です。(庄内地域以外から通学者限定、要予約) 酒田キャンパス…公益学部のキャンパスが置かれています。鶴岡キャンパスとの移動には、シャトルタクシー(予約制)を運行しています。

4.優れた教育研究環境

キャンパスは鶴岡市の中心部である鶴岡公園に面しており、「日本の桜百選」にも選ばれた美しい風景や、重要文化財を含む数々の歴史的建築が目の前に広がっています。大学院生は研究室内に個人ごとの研究ブースを持っていますので、それぞれのスタイルや時間にあわせて、ゆとりを持って研究に取り組むことができます。

桜と致道博物館…「日本さくら名所100選」にも選ばれる鶴岡公園に隣接し、桜の時期には、大学院施設内から桜を堪能できます。(大学院屋上より撮影) 大学院棟…セラミックルーバーがやさしく日光をさえぎり、屋上緑化により温かく守られています。2006年度グッドデザイン賞を受賞。(受賞番号06B1077 受賞企業:株式会社日本設計) 新百間濠…旧鶴ヶ丘城の堀の一部をビオトープとして再生。水中微生物や葦の有機物固定を利用して水質浄化をおこなっています。浄化された水は、鶴岡公園の堀へ汲み入れられます。 太陽電池パネル…致道ライブラリーの屋上には、太陽電池パネルを設置しています。(最高30Kw/h) 研究ブース…院生一人ひとりに研究ブースが割り当てられます。鍵付きロッカー、PC完備。24時間いつでも利用可能です。 公益ホール…全116席(固定席36、移動席80)、正面には150インチのスクリーンを2枚設置。遮光のためにサクラ材で作られたブラインドが設置されている。

 

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