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公開講座「公益学総論」で小松隆二初代学長が講義を行いました。(2017/10/13)

 「公益とは何か」という問いは、今の社会を考えるうえで欠かすことのできない重要なテーマです。大学院公開講座「公益学総論」(全15回、8日間)では、講義やディスカッションを通じて公益学研究や公益の概念に対する理解を深め、現代社会における「公益」を考えます。
 そこで、10月11日(水)は、公益学の提唱者として長年研究に勤しんでこられた本学初代学長の小松隆二先生にご講義をお願いし、公開講座全日程を受講しない方にもご参加いただけるよう、「限定受講回」として公開いたしました。

 まず、小松先生から、「公益」の特徴・歴史・課題、そして本学が全国で初めて提唱・実践してきた「大学まちづくり」などについてご講義をいただきました。
続いて、修了生や自治体職員の方なども加わって受講生全体によるディスカッションが行われ、「税金を納めることは公益なのか」、「公益と公共はどう違うのか」などについて熱い議論が交わされました。

 また、受講生から小松先生に「コミュニティの衰退という問題を公益の観点からどのように考えるか」などたくさんの質問が寄せられ、受講生が様々な意見を述べ合いました。
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 次回の限定受講回は、11月15日(水)18時から21時10分まで(途中休憩10分)、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授の石原俊彦先生を講師としてお招きして実施いたします。
自治体会計の第一人者である石原先生のご講義を聞いて直接意見交換ができる、大変貴重な機会です。
受講を希望される方は、ぜひ東北公益文科大学大学院事務室へお申し出ください。

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