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研究科長就任のご挨拶(2020/04/10)

 

公益学研究科へようこそ!

 

東北公益文科大学大学院
公益学研究科長 武田真理子

 

東北公益文科大学大学院公益学研究科は、世界で唯一の公益学の研究・教育拠点として山形県鶴岡市に開設され、本年で16年目を迎えます。これまで146名の公益学修士と3名の公益学博士を輩出しております。修了生は大学院での研究成果を活かし、行政、民間企業、NPO法人、教育機関をはじめ、様々な現場で課題解決に取り組み、活躍されています。
2020年は世界中の人々がCOVID-19の脅威に曝され、大変な恐怖と悲しみと困難に見舞われる年となりました。改めて、科学の発展、データの収集と分析、グローカルな視点に基づく課題解決とそのための体制整備、多様な主体の連携に基づく持続可能でインクルーシブな地域社会の構築、行政運営におけるガバナンスの推進等への希求が高まっています。本大学院修士課程では、公共経営研究領域、国際ビジネス研究領域、地域共創・ソーシャルワーク研究領域、情報科学研究領域の4領域を柱に、まさにこのような社会変革期に求められる学際的な学びと研究を進めております。
本大学院は、年齢も職業も異なる多様な立場の方々との学び合いの姿勢を基本とし、他者との対話・協働により解決策を提案・提言する能力の育成にも力を入れています。今後は、この鶴岡、庄内の地を拠点とし、産官学の連携を一層強め、共同研究や課題解決の実践と大学院教育との結びつきを高めたいと考えております。世界で唯一の公益学修士、公益学博士を輩出している本大学院だからこそ、知・地の拠点としての成長を遂げられるように、次代のリーダーとなる皆様のご入学を心よりお待ちしております。

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